契約書に印紙がいらない(顧問契約にクラウドサインを導入するメリット)
こんにちは、栃木のふたり税理士伊沢です。
みなさんは契約を交わすとき、「紙」の契約書を使ってますか?
「紙」ではなく、「電子データ」で契約(電子契約)を交わすと色々なメリットがあります。
たとえば、「契約書に印紙がいらない」なんてことも。
早速、電子契約サービス『クラウドサイン』を導入してみました。
クラウドサインとは?
「紙」に署名していた契約書のかわりに、「電子データ」に電子署名することで契約を交わすサービス。
つまり、ネット上で契約を交わすサービスです。
3つのメリット
『クラウドサイン』による電子契約を導入したところ、次の3つのメリットがありました。
- 収入印紙がいらない
- 契約に時間がかからない
- 契約の費用が削減される
これらのメリットにより、
私はもう「紙」の契約書には戻れません。
ではそれぞれのメリットを解説していきます。
メリット1 収入印紙がいらない
『クラウドサイン』の導入で、最もインパクトがあったのはこれ↓です。
「契約書に収入印紙を貼らなくていい」
この点について、クラウドサインHPでは次のような回答しています。
Q なぜ当サービスでは、印紙税が不要なのでしょうか。
A 印紙税法にて、印紙税の対象は課税文書とされていますが、現時点では電子データは課税文書にあたらないとされています。
(クラウドサインHPよくあるご質問FAQより)
つまり法律上、電子データで契約を交わす場合には、収入印紙がいらないとのこと。
収入印紙って色々な面で負担じゃないですか?
たとえば、コスト。地味に懐が痛みます。
そのほか、事前に収入印紙を用意する手間や、
「いくらの収入印紙を貼ればいいんだっけ?」と考える手間など。
これらの負担から解放されるのは、電子契約のメリットです。
メリット2 契約に時間がかからない
従来の「紙」の契約書では、契約を交わすのに時間がかかりました。
契約書を印刷、製本し、そして郵送する。
それを相手方が確認し、返送を待つ。
この方法だと最低でも1週間ほど時間がかかります。
これが、クラウドサインではメールのやり取り1往復で済みます。
1週間どころか数分で契約を交わすことも可能です。
「契約」はとても大事なことです。
ただし、大事なのはその内容であって、契約書の印刷・製本・郵送などの作業は重要ではない。
その作業に時間をかけず契約を交わすことができるならその方がいい。
作業に時間をかけるのは『無駄』です。
契約に時間がかからないようになるのは、電子契約のメリットです。
メリット3 契約の費用が削減される
電子契約では、前述したとおり収入印紙が不要です。
また、印刷・製本・郵送がいらないことから、これらの作業にかかる人件費・印刷費・郵送費も不要になります。
さらには、契約書がネット上で保管されるため、保管費用も不要です。
契約にあたり費用をかけなくて済むなら、もちろんかけない。
これも電子契約のメリットです。
まとめ
クラウドサインによる電子契約のメリットについて述べてきました。
ネット上で…
クラウドで…
電子データを…
これらの文言が並ぶと「難しそう」と導入をためらう方がいるかもしれません。
しかし、クラウドサインを使ってみた感想としては、「非常に簡単」です。
メールアドレスによるユーザー登録だけですぐに使えるようになり、契約を交わすまでの工程もシンプル。
また、デモデータを使った予行練習も出来るので安心して使えました。
先日、クラウドサインを使って顧問契約をさせていただいたお客様にも好評で、
「これいいですね!今度ウチでも使ってみます。教えてくれてありがとう」
とのありがたいお言葉を頂戴しました。
「新しいこと」にチャレンジすると、自分だけではなくお客様にもメリットがあります。
【参考】
クラウドサイン|Web完結・印紙税0円の電子契約サービス のHPはこちら
【編集後記】
昨日の帰り道。
「に、虹が出てる!」思わず車から降りてパチリ。
空にかかる虹のアーチがとても綺麗。
地面に広がる稲もこれまた綺麗。